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カーラッピング カーラッピングは本来バスの広告等が
主流の技術でしたが、数年前から
一般車両の塗装の替わりやイメージ
チェンジに使用されるようになりました。
またフィルムに写真やアニメCGなどを
耐候インクで印刷したフルカラー
ラッピングも多く使用されるように
なりました。
フルラッピングは材料と工賃が高額に
なりがちなのでここでは簡易ラッピング
としてボンネットのカーボン調シート
施工例を紹介しております。

ベース車両
ダイハツムーヴL602(当方デモカー)


ラッピング前に不要な部品を取り外し
面を清掃しておきます。
施工は1人で5時間程度かかります。
比較的平面に見えるボンネットでも
施工は大変です。一般の方はエア抜き
構造の高いシートをオススメします。



完成するとインパクトがアップします。
カーボン調シートは艶がない事と模様が
あるのでエア抜きの穴がごまかしやすく
またドライヤーで伸ばした跡が比較的
わかりづらいので処理が楽です。

ベース車両
トヨタイプサム ACM26(後期)


施工前と施工後

施工前に施工の
邪魔になってしまう
グリルなどを取り外し
施工面を均し・清掃します。
こちらの車のオーナーは
かなり綺麗に乗られて
いるので塗装面は
良好でしたので
軽く砂等を流して
作業にかかります。



ラピッドエアタイプ
(バブルフリー)の
シートを使用して
いますのでエア抜き
が容易です。
ボンネット形状も
比較的穏やかな傾斜で
3方向に曲がる場所の幅が
広いので施工は簡単です。
面積が狭い・エアーダクト
3方向に曲がる箇所のどれかが
あればあるほど作業は
難しくなります。


コマーシャルフォトです。
カーボン目がリアルなので
ドライカーボンと間違えそうです。
近くに寄ってもステッカー感
はほとんどありません。

ベース車両
ホンダシビックEK9


施工前

入庫時の状態です。
ピンスポ状のラインが
綺麗に入っているお車です。
ステッカーを剥がしきれていない
とのことでステッカー剥がしと 邪魔になってしまうエンブレム
ウォッシャーノズルを取り外します。



取り外しが完了したら軽く部分洗車し
塗面を確認します。多少鉄粉等のブツが
あったので仕上げ用コンパウンドで
滑らかにします。また塗装が悪くないか
チェックします(浮きが多少ありました)
下地ができたらシートを大雑把にカット
します。もったいないからとここで
ギリギリにカットしてしまうと
後で足りなくなる事が多いです。
数センチの無駄とxmやり直しを
考えて作業します。



大きくカットしたら次は見える範囲で
サイズを合わせていきます。
完全な平面でないので伸び調整も
考えながら調整します。
日光であまり温かくしないように
(伸びきってしまうので)調整しながら貼ります。
貼り付け後のカットは最後に行います。
途中でカットしていくと大きな調整が
必要になったときにその部分が足りなく
なってしまう事があります。
カットは最終にする事を心がけます。


コマーシャルフォトです。
アンダースポイラーのラップペイントと
ボンネットのドライカーボン調施工で
かっこいい車に仕上がりました。
カーボン目も目立つのでスポーツ感が
ぐっと引き立ちました。



コマーシャルフォトです。
光に当たるとカーボン目が
目立ってきます。
近くに寄ってもステッカー感は
ほとんどありません。

ベース車両:トヨタ ヴィッツRS


施工前後
シルバーのボディに黒のカーボン調
シートもマッチします。
遠めには目立ちませんが
ボンネットが飛び石や劣化で
表面が悪くなっていたので
シート施工で雰囲気一新
しかもきれいになりました。



コマーシャルフォトです。
施工後オーナーさんが質感と
仕上がりに大変満足して
おりました。
ヴィッツRSにスポーツホイールと
カーボン調ボンネットでスパルタンな
感じに仕上がりました。