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バイナルグラフィック

バイナルグラフィックは映画「ワイルドスピード」等で大ヒットした抽象的な模様を組み合わせて1つの絵にしたりラインを付け加える方法です。
レースレプリカ等とはまた違った雰囲気を独創的にイメージすることができます。

ベース車両:ホンダインテグラDC5
施工前に施工面を均(なら)し・清掃しておきます。施工は3日以上(晴天のみ)かかります。
プレスライン(凹凸)がある車にデザインをできるだけそのまま再現するように作業する事は
経験と慣性、作業する車によっては部分ごとのパーツを根気良く作り直して形にしていきます。




通常工芸屋さんに依頼すると貼るだけの1枚物ではなく、このようにパーツがバラバラに並んだ
状態で出力する場合が多いです。1枚物は空白部分が多い場合が多く捨ててしまうと無駄になるからです。
また、よく誤解されがちですが1枚物より単体パーツを貼る方が同時に気を使う場所が少なくなるので
作業は楽になります。(もちろん1枚物を貼る方が良いと言う方もいらっしゃいます)
イメージとしては車のリアガラスにカーフィルムを分割で貼るか1枚で貼るかと言う感覚です。
あらかじめご依頼主と相談の上デザイン化し出力しておいたイメージ図を元に貼り付け作業をしていきます。


片側完成、コマーシャルフォトです。
(フロントフェンダーのバイナルは急遽追加したもので左の時点ではありません)
全体は右のような感じになります。今回はオーナーの希望で左右非対称になっています。


同じ角度からのイメージショットです。フロントを追加したので前からのインパクトが
かなり上がりました。ステッカー以外の整備後の確認で試走しましたが注目の的でした。


フロントフェンダーのバイナルには当方「Brightness」の文字を入れていただきました。
デザインは急遽作成したものなのでオーナーの確認なしで施工しましたが
大変気に入っていただけました。苦労の中に楽しさとやりがいのある作業です。
この作業ではオーナーから画像をいただき作成しましたがオリジナルデザインについては
デザイナーに依頼して作成する事も事前相談にて可能です。(別途費用がかかります)


ベース車両:アキュラ(ホンダ)NSX
これぞ真っ赤なスポーツカーって印象が強いアキュラのサイドグラフィックです。
なかなか触らせていただける機会がない高級車でした。
プレスライン(凹凸)がかなり大きな車なのでデザインを部分的にカットし
車体に合わせて形にしていきます。


側面をある程度計測し写真をグラフィック化してデザインを配置していきます。
デザインはオーナーさんが描いた物をトレースし忠実に再現します。


1枚物で出力すると最大10cm程度あるダクト等のプレスラインに対応できなくなるので
細かく分割し貼り合せる際に調整しながら仕上げます。
分割して無駄がないよう配置すると(まだまだ無駄が多いですが・・・)右図のような配置になりました。


完成写真です。片側1日(半日ですが・・・)、両側で2日かかりました。
ツヤツヤのレッドボディにマットブラックがぴったりで印象がガラリと変わりました。
どの角度から見てもコントラストが良くカッコイイ車になりました。
同色で宣伝ステッカーをリアウイング翼端板に貼っていただけました。感無量です(T-T)。


フロントガラスにハチマキをつけるとのことでしたのでマットレッドカーボン調シートで
カッティングマシンで加工したものを合わせながら貼っています。
(後日文字を入れる予定とのことです)
これ1本入ることで後ろから来てミラーにこの車が映るとすごく迫力があります。


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